看護師による不整脈の種類や原因・症状・治療法など徹底解説

不整脈は全てが怖い?怖くない種類の不整脈もあります

不整脈とは?

不整脈とは読んで字のごとく「脈が整っていない状態」を指します。

脈が整っていないこと、それを全て「不整脈」と呼びます。
では、「脈が整っていない状態」とはどういう状態でしょうか。


心臓は心筋という特殊な筋肉でできており、上下左右の4つの部屋から成り立っています。
上側の部屋の一部から、心臓を動かす指令の電気刺激が出され、その結果、心臓は規則正しいリズムで全身に血液を送るポンプの役目をはたしています。
怖い不整脈とは、単に「脈がバラバラになる」ことではなく、ポンプの役割を果たすための電気刺激が不十分、または破たんした状態なのです。


安静時にしている時の成人の正常脈拍数は、60〜80回/分です。
これより脈が速くなる「頻脈性不整脈」と
脈が遅くなる「徐脈性不整脈」に分類されます。



不整脈は、みなさんとても怖いイメージをお持ちです。
たしかにとても怖い症状で突然死を引き起こす場合もありますが、
実は、すべての不整脈が怖いものばかりではございません。
しかし、怖くない不整脈 怖い不整脈 症状だけでは判定できないんです



怖くない不整脈とは、どんなものでしょうか?

それは一言でいうと
「脈のリズムは乱れていても、心臓のポンプの役割は十分保たれている」不整脈です。


患者さんの中には
「胸がドキっと脈打つ感じが頻繁にあって、気持ち悪くてしんどい、何も手につかない」
という訴えの方がいらっしゃいます。
その場合は、だいたいが怖くない不整脈で、
心室性期外収縮」という良性の不整脈です。


したがって、不快感が強いことと危険度が一致しないのが不整脈の特徴と言えます。


怖い不整脈は、別名、致死性不整脈と呼ばれます。

「おこれば、心臓のポンプ機能が働かなくなり失神、死に至る可能性がある」不整脈です。


怖い不整脈には2種類あり、
脈が極端に遅くなるタイプ
脈が極端に早くなるタイプ
に分類されます。



怖い不整脈 脈が遅すぎるタイプとは

「脈が極端に遅くなるタイプ」は心臓を動かす指令を出す電気刺激が出ない、または電気系統に異常があり伝わらないことが主な原因です。


病名としては、

  • 完全房室ブロック
  • 洞機能不全症候群

等が挙げられます。脈の遅くなり方は様々ですが、脈拍が40回/分以下になれば、全身に十分な血液が送られず失神したり、心不全を起こす可能性があります。


治療は、心臓ペースメーカー手術です。



怖い不整脈 脈が早すぎるタイプとは

頻脈性不整脈と呼び、
突然死の原因となるもっとも危険な不整脈です。
普段から起こっている訳ではなく、突然発作的に起こります。


脈が早すぎる怖い不整脈@
心室細動とは?
全身に血液を送り出すべき「心室」がけいれんしたように小刻みに震えた状態(細動)になり、心臓が止まったことと同じ状態になります。
心臓は脳や体全体に血液を送り出すことができないため、数秒以内に失神し数分以内に心臓が止まり死亡します。


脈が早すぎる怖い不整脈A
心室頻拍とは?
「心室」に異常な速さの電気刺激が回旋することでおこります。心室細動より危険度は低いですが、あまりにも早い脈拍が一定時間続くことによって、心臓が空うち状態となり、ポンプの役目を果たさなくなります。


自動体外式除細動器(AED)はこのような恐ろしい不整脈に対して、体外から強力な電気ショックを与え狂った心臓の電気の流れを止めることが目的で設置されています。



不整脈と言われたら・・・
人間ドックや検診などで、不整脈の疑いといわれたら不安でいてもたってもいられないと思います。
まずは、危険な不整脈かどうか診断するため、早めに循環器専門病院への受診をおすすめします。
危険性が少ないと言われた場合「気にしすぎ」はもっとも良くありません。緊張、不安は交感神経を活発にし、より脈が乱れる原因となります。


いかがでしたか。
不整脈は「脈が整っていない状態」すべてをさしますので、決して怖いものばかりでなく、適切な治療を受ければ日常生活に支障をきたさないことが大半です。
幸い、不整脈は心電図という技術のおかげで、身体に針を刺したりすることなく調べられます。

心電図についての詳しい説明はこちらをご覧ください

当サイトでは不整脈について徹底的に解説しています。
正しい知識と、治療で安心できる生活を手に入れるために、しばらくお付き合い下さい


<<ひとくちメモ>>

にんにく卵黄が不整脈(期外収縮)の予防・改善に効果的なのをご存知でしょうか?

にんにく卵黄には、不整脈の原因の1つ、自律神経の乱れを整える効果があります。
さらに、血液中のコレステロールを減らし、血液をサラサラにする効果があり、不整脈の合併症である、「血栓症」を起こりにくくする効果があります。
さらに悪玉コレステロールの除去、血管を丈夫にする働きがあるため、動脈硬化を防ぎ、高血圧や心筋梗塞、心不全などを予防、改善する働きもあります。


そんなにんにく卵黄の中には、特に不整脈に効果が高いにんにく卵黄があります。


それは、「マグネシウム」と「亜鉛」を豊富に含んだにんにく卵黄が良いとされています。


マグネシウムは、
心拍を一定に保つ
高血圧、心疾患、糖尿病などの病気の予防
などの効果があるとされています。


亜鉛には、
免疫力を高める、血糖値を下げる
酸素の活性化、新陳代謝の促進
などの効果があります。


このように、マグネシウムと亜鉛を豊富に含んだにんにく卵黄は不整脈の予防、改善に効果が高いとされ、
実際に不整脈(期外収縮)の回数が減ったという患者さんも多くおられます。
決して体に悪いものではないので一度試してみてはいかがでしょうか?
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