看護師による不整脈の原因・症状・治療法など徹底解説

めまい・失神の原因は脳だけじゃない!危険な不整脈

めまいや失神は、様々な原因で起こります。
めまいと失神に分けて解説します。


めまい、と聞くとどんな症状を浮かべるでしょう。
「目が舞う」のとおりぐらぐらと揺れたり、回ったりするようなイメージが多いと思います。


耳鼻科系の病気(平衡感覚をつかさどる器官の異常)、脳血管の病気(脳梗塞など)、自律神経系の病気等です。
不整脈が原因でなぜめまいが起こるのか、それは「脳に行く血流量の減少」です。
正常であれば心臓は、規則正しくポンプの働きをし、一定の血液を脳・全身に送送り出しています。このポンプで「送り出す血液の量が少なくなる」「送り出す回数が少なくなる」ことが原因です。
めまいと同時に、身体がだるい、動くと息が切れる、顔や足がむくむなどの症状が出ることがあります。



失神は、「脳に行く血流量が急激に極端に減少する」または「血流がいかなくなる」ことが原因です。
失神の場合は脳はもちろん、全身に送り出される血液も同じように極端に減少しますので、すぐに救急処置をしないと死亡する危険性があります



めまい・失神を起こす不整脈とは


心臓というポンプで脳や、全身への「送り出す血液の量が少なくなる」「送り出す回数が少なくなる」原因となる不整脈は3つのタイプに分類されます。


@ 脈が極端に早くなるタイプ
一回の拍出量が減少し、症状が起こります。
めまいと共に、動悸や息苦しさを自覚することもあります。
病名としては、発作性上室性頻拍発作性心室頻拍 等


A 脈が極端に遅くなるタイプ
脈の打つ間隔が長くなり、症状が起こります。
体のだるさや、顔や足のむくみなどを自覚することがあります。
病名としては、完全房室ブロック洞機能不全症候群 等


B 心臓のポンプ機能がなくなってしまうタイプ
もっとも危険な不整脈と言えます。心臓が痙攣したようになって、ポンプの働きを果たさなくなった状態です。
病名としては、心室細動



めまい・失神が起こったらすべきこと


「ぐるぐる天井が回る」「激しい船酔いみたい」と表現されるめまいや「吐き気を伴なう」めまいは、耳鼻科系や脳血管系の病気で起こることが多いと言われています。
不整脈で起こるめまいの症状は「ふーっと目の前が暗くなる」「ボーっとする」という風に表現されることが多いです。これば脳に行く血流が少なくなって、脳貧血を起こした状態です。
いずれにしても、めまい・失神が起こった場合は必ず病院を受診してください
立っていられないようなめまい・失神は救急受診が必要です


いかがでしたか?


めまいやふらつき、失神はいろいろな原因で起こります。
危険な不整脈がその一つの要因であることを知って頂きたいと思います。
ただし、ここに書ききれない位さまざまな原因が考えられますので、早めの受診をおすすめします






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