看護師による不整脈の原因・症状・治療法など徹底解説

規則正しい生活は不整脈を予防する!その理由とは

心臓は自分の意思で動かすことが出来ないのに、なぜ生活習慣を整える必要があるの?
と疑問に思った方もいると思います。


これからその理由と、方法について解説していきます。


不整脈を起こしにくく、悪化させない生活の過ごし方は、規則正しい生活にほかなりません

心臓は交感神経・副交感神経と言う自律神経の影響を強く受けています。
交感神経常が活発な状態が続くと、脈拍を早くしたり、血圧が上がったりします。


不整脈の原因となる生活習慣は以下のようなことがあげられます。

  • 疲労や過度のストレス
  • 睡眠不足・夜更かし
  • 喫煙
  • 過度の飲酒
  • カフェインの過剰摂取
  • 脂肪やコレステロールの多い食事
  • 肥満・暴飲暴食

精神的な緊張、興奮、怒りなどは血圧を急激に上げる作用があります。
慢性的な高血圧は心臓に負担をかけ、その負担が不整脈につながることもあります。


忙しい現代人はストレスが大きく、時間が取れません。
上にあげた項目のうち、どれも当てはまらないという人は少ないでしょう。


しかし、これらの項目すべては、自分の意思で改善できることです。
疲労を取り除き、ゆったりとした気分になれる時間を意図的に作ることが必要です。
良質の睡眠は病気を予防します。
眠りが浅い眠れない症状がある場合は、病院を受診し軽めの睡眠薬や精神安定剤を処方してもらうことで、不整脈、高血圧を含む生活習慣病が改善し、身体が楽になることがあります。



お酒の飲み過ぎに注意

「酒は百薬の長」と言われますが、飲み過ぎは禁物です。
一般的にお酒を飲みすぎると「肝臓を悪くする」という知識は広まっていますが、それ以外の弊害はあまり知られていませんね。


お酒を飲むと体は脱水状態になります。
ビールをいくら飲んでも、水をたくさん飲んだことにはならないと思ってください。
ビールを飲むとやたらおしっこに行きたくなる・・・という経験はありませんか?
アルコール自体の利尿作用で尿がたくさん作られること、血管の中の水分が奪われることが原因です。
脱水になると、血液濃度が濃くなり、血の中に小さな塊(血栓)ができやすくなります。この血栓が脳の血管を詰まらせ、脳梗塞となります。


ただ、お酒を飲んだ=脳梗塞 ではありませんので注意してください。


いかがでしたか?
不整脈を予防する生活習慣のポイント、お伝えできましたか?
日常生活を整えることによって、不整脈を予防できたり悪化を防ぐことができ、快適な毎日を過ごせるといいですね。
ただし発作的に脈拍が早くなる危険な不整脈や、心臓の電気信号に異常があり、脈が極端に遅くなる不整脈などは、薬や手術などの治療が最優先の場合があります。


いずれも、不整脈を感じたら、病院を受診し医師の指示を受けてくださいね。